PS VITAのHENkaku変革がリリースされました

Yifan Luさんたち開発者さんが
PS VITAのHENkaku変革をリリースしてくれました
PSPにあったHEN(homebrew enabler)ですが、今回の物はVITA初のhenです


既に昨日リリースされていて、他の人たちが詳しくまとめてくれていましたので、
こういうhackは万が一、導入時に本体の不具合など何かあって壊れても自己責任ですが、
好奇心旺盛な私も参考にさせて頂いて、導入してみました


Yifan Luさんは以前Rejuvenateを開発してくれた方です
PSP 5.03のchick HEN を昔リリースしてくれたDaveeさんも
チームにいるみたいです。凄い人たちですね。感謝です


これ以上、Rejuvenateは更新しないらしいので、
Rejuvenateユーザーの人は、今回の変革を導入して良いと思います


eCFWのARKやTN-ユーザーは、現段階ではIso起動させるPSPゲームは
動かないので、動くようになるまで待った方が賢明かなと思います


vitaにパソコンからデータを転送する時にftpクライアントソフトが必要になるため
予めパソコンにインストールしておきましょう
ftpクライアントソフトには、WinSCPFilezillaなど色々ありますが、
私は使い慣れているffftpを使用しました


また、homebrewをインストールする場合、vpkというファイルが必要になります
http://forum.hackinformer.com/viewtopic.php?t=755&p=3102#p3102
ファイル名を見れば、なんのエミュレーターなのか、だいたい予想がつくと思います
希望するものをダウンロードしておきます。


さて、まずVITAのブラウザからURLに henkaku.xyz と入力してアクセスしたら
変革をインストールするためにオレンジ色の[install]をタップ、次の画面でも
同じようにまた[install]をタップします


上の写真の右下の画像のように、ここでエラーが出るケースもあります。
私は4台試しましたが全てエラーが出て、はじかれました
エラーが出た場合は、一度本体の電源を落として再起動してから
同じインストール作業をします


上手く行くと「このページのjavaスクリプトを停止する」と出るので「OK」をタップ


そうすると自動的にインストールが始まりますので、じっと待ちます
数十秒ぐらい?すると完了しますので、LIVE areaの画面に戻ると
HENのアプリである molecurar shell というバブルが生成されています
こちらをタップ、そして「はじめる」もタップするとapp0: ur0: ux0:と表示されます


次にVITA本体のセレクトボタンを押して、ftpと通信するためにアドレスを確認します
セレクトボタンを押したこの画面になっている間は、ftpで通信が可能となります
ftp://198.160.0.3のように表示された数字を
ftpのクライアントソフトに設定します


ここで前述したftpクライアントソフトが必要になります
私が使用したffftpでは、こんな感じになります

人によって数値が違いますが、VITAに表示された 198.160.0.3 をホスト名(アドレス)に、
そしてanonymousにチェックを入れます。ホストの設定名は自由で任意です


最後の4桁 1337 はポート番号なので、設定する時にこの4桁も入力します

使うソフトによって設定画面は違いますが、入力する項目は同じなので
戸惑うことはないと思います


ftpクライアントソフトから接続をするとvita内のディレクトリ(内部構造)が見えるようになります
左がPC側、右がVITA側の内部データです
右側にとりあえずhomebrewという名前のフォルダを作成しました
このフォルダを開いておきましょう
その中に、homebrewをインストールする各vpkファイルが必要になります


先ほどダウンロードした導入したいvpkファイルを
vita本体のhomebrewフォルダにドラック アンド ドロップします


VITAにvpkファイルがコピー出来たら
VITA本体側の操作でhomebrewフォルダに移動します
app0: ur0: ux0:のux0:を○ボタン
homebrew/を○ボタン
そして入れた○○.vpkファイルを○ボタン


そうすると、install this package?
×で「はい」、○で「いいえ」
と聞いてきますので、×ではいを選んでインストールします


LIVE areaの画面に戻ると入れたhomebrewのバブルが生成されています
今試しに入れたのはSFCエミュレーターのSnes9xVITAです



romの置き場所はftpクライアントを使って右側VITA本体の中の
ux0: → data/ → Snes9xVITA → の中に入れればOKです


試しに起動してみるとエナジーブレイカーが動きました


ちなみにVITA本体の電源を切ると、次に起動した時に
もう一度、変革をインストールする必要があります
一度、molecurar shell のバブルを生成していれば
次回からはこちらをタップしてインストールすることができます
いちいちブラウザからの必要が無くなるので便利ですね


変革を導入したいユーザーは、SIEが新しいFWバージョンを出す前に
VITAの本体をシステムソフトウェア 3.60にアップしておきましょう
そして今後、それ以上のバージョンへ間違ってアップしないように注意が必要です


これからどう発展していくのか楽しみですね