バーストエラー・イヴ・ザ・ファースト、クリア〜

ということで98、SS版原作との相違点を気づいたものから
書いてみたいと思います。


これからプレイしようと思ってる人はネタバレになるので
読まないで下さい(笑)
って、プレイする人がいるのか、分かりませんがww


・コマンド制の廃止、テキスト読みのノベル化。


・小次郎、まりな、どちらからでも選べる98、SSと違い、
 PSP版は、まりな編から強制的に始まる


・オープニングはハイジャックじゃなくてシージャック。
 そのシージャックされた船がエルディアの船という設定。
 しかもその豪華客船の名称は、トリスタン号ではなく
 V・S号(ブエッセ号)。それでもトリスタン号と俺は呼ぶ!w


・日が変わるごとのμ101のCGと音楽が無い。
 これがEVEの顔なのに〜w


・まりな愛用の拳銃が1919ではない。


・シリアが父親、源三郎に対して素直過ぎる。
 原作は源三郎を憎んでいる表現があった。


・氷室恭子は教育監視機構、諜報機関
 属するエージェントではない。
 よって孔の脱税の調査をするために学校に潜伏という
 設定が無く、ハッキングスキルを持ったごく普通の学生。 


・図書館の松野さんが存在しない。
 その代わり保険医の松苑雪乃という新キャラに差し替えられた。
 こうして「悦楽の学園」は闇に葬られたw


・図書館で真弥子を人質に、まりなvsシリアのシーン無し。


・携帯、メール全盛時代なので一々、所に戻って
 河野部長に報告するシーンが極度に減った。


・二階堂の性格が大人し目、原作よりは良い人w。


・エルディア関連の人物の名前が変更
 孔の名前がストールマンではない。父のドールマンも存在しない。
 ロス御堂がロイス御堂に変更。


・源三郎は獄中の火事ではなく、移送中に
 テロに襲われて死亡したという設定に変更。


・プリシアにプリンの暗示が掛けられていない。
 初めから王女の人格。ネルなど新キャラが追加。


・桂木探偵事務所のコピーばかり
 取っていた社員がいないw
 電話応対の景子ちゃんもいないw
 ポスト景子ちゃんがいるんだけど名前忘れたw


・真弥子が糖尿病として打っていたインシュリンの設定が無い。


・セントラルアベニューやプリンセスホテルという
 名称はなし。


・ディーブが依頼した探し物が絵画から宝剣の宝石に変更。
 よって引き出しのニ重底のトリックも無し。


・エルディア大使館で小次郎が御堂氏との会談時、
 まりなのマジックミラーのシーンが無い。
 盗聴器を付けるお気に入りのシーンだったのに無いのかよw


・エルディア学校が全焼。図書館以外、残らず。
 よってまりなと源三郎のプールのシーンも無し。


・ディレクターと呼ばれていたのが校長に変更。
 校長室に氷室と小次郎が入るシーンが無い。


・テラーという名称が出て来ない。
 存在しない。ラシャール卿の名前も出て来ない。
 殺された人たちは真弥子に喉を掻き切られるのではなくて
 呪い(暗示)を掛けられることにより、キーワードを
 発動されると自害させられるという設定に差し替え。
 (あまりにも非現実的な設定だw)


・孔はディーブに殺されたのではなく
 真弥子にキーワードを発動されて自害する。


・二階堂が殺される時、まりながクローゼットに隠れて
 変な音楽が流れ、夢の回想シーンも無し。


・アクア・ロイドが首相じゃない。
 序盤でいきなり小次郎とホテルの一室から登場し
 新キャラの飛剣(フライグダガー)に早々に殺され
 (そのシーンの描写は無いが)表舞台から退場。
 ショットバーで御堂に水をぶっ掛けるシーンも当然なし。
 あのシーンも好きだったのに〜w
 というかアクアファンとしては
 このぞんざいな扱い非常に許せん(笑)
 ちなみに飛剣もキャラCG無しのテキストのみ(あんまりだw)


ショットバーの接客態度が悪いウェイトレスも存在しない。


・まりな、小次郎がPCで公安局のサーバー
 ハックするやり取りのシーンが俺はあまり盛り上がらなかった。
 何だろ、ワームを流して、セキュリティを
 攻撃どうこうって言う設定が 何か気に食わなかった。


・まりながディーブに捕らえられ
 トリスタン号に拘束されるシーン無し。


・小次郎がトリスタン号の船底に潜伏するシーン無し。


・終盤、トリスタン号でまりなと源三郎は共に行動する。
 まりなと御堂が対峙したシーンで源三郎が突然、
 タバコに火を点けて現れるあのシーンもカットかっ!?
 あの渋いシーンを再現しないとはぁ!w


・源三郎の最期があっさりし過ぎ。まりなとのやり取り、
 まりなの絶叫シーンがない。あそこが盛り上がるのに。


・シリアは原作と違い、助かった模様。
(救命ボートのCG?テキストでそれらしきことを仄めかし
 記憶喪失になっているとされる)


・原作でラストだった真弥子の日記シーンが無い。
 つまり犯人を当てる推理も無し。
 真弥子がエルディアで生き返り小次郎達と再会するシーンも無し。


・ラストでディーブの取り巻きだった女サラが
 何者かに電話をするシーンがあり、
 次回に続く?前フリがある。


他にも、まだまだたくさんありそうですが、
ざっと気づいた点を列挙してみました。


個人的には98やSS版のバーストエラーを10点とすると
他の続編作品やリメイク作品は5点以下になりますが(笑)
それでも点数が甘いのかなw
今回のPSP版ですが、設定をガラッと変えてしまったら、
EVEというタイトルを使う意味が無くなってしまうから
仕方ないのだろうけど、中途半端に設定や話を改変するから
所々で矛盾や、ツギハギ感を感じてしまうんですよね〜(笑)


今回の氷室恭子は本当に普通の学生のようですw
小次郎やまりなが気づけないよう気配を消して接近するので、
やっぱり諜報機関の?・・・と、ちょびっとだけ思ったんだけど
「子供じゃないって!」の発言は、ただ背伸びがしたい年頃ゆえの
発言というオチだったようですw
原作ではキャリア志向の強いエージェントだったんだけどな。
弥生よりも年上、つまり30近いはずなのに
今回は18歳で、ガチ・・・なのかw


それと新キャラの松苑雪乃が誰に殺されたのか
ハッキリしなかった。真弥子に?ディーブに?(はないか)
サラに?


感想を言えば、「引き出しの二重底トリック」や
「マジックミラーから小次郎が盗聴器を付けるのをみて
御堂とまりなで一芝居打つシーン」、
クライマックスの真弥子のセリフ「ねぇ、笑ってよ」など
EVEの魅せ所がことごとく、カットされていたのが残念でした。
良いシーンを消して、余計な設定が
付け加えられているってのがね〜。