日沖選手、UFC初参戦!

日ハムは、西武に負けてクライマックスシリーズ
望みを絶たれました。
1戦目ダルビッシュ投手、2戦目武田勝投手が好投しましたが、
後続の投手が打たれてしまって、勝てなかったのならば仕方無いですね。
元々、首位のソフトバンクとはペナントで大差を付けられての
2位なので、ダメ元という感じで見てました。
ただ、今年の序盤から中盤に掛けては、ソフトバンクとの
激しいデッドヒートを見せてくれたので、
楽しい野球を見せてもらいました。
来季、新体制でどこまでやれるのか見たいと思います。


さて、UFC137がラスベガスで行われ
UFCに日沖選手が初参戦です!!


■日沖 発 vs ジョージ・ループ

TKO、修斗、そして戦極SRCの3団体で
フェザー級チャンプになった日沖選手が
満を持してUFCに参戦です!


日本国内のフェザー級では、日沖選手よりも
背の高い選手というのは、あまりいないんですが、
そこは選手を豊富に抱えているUFC。
今回のジョージ・ループは、日沖選手よりも5cm
高い長身の相手でした。


ループの前蹴りがうるさく、日沖選手は戦いづらそうです。
テイクダウンを中々取れず、打撃も貰うシーンが
あって苦戦しました。ループは打撃のコンビネーションが良い。


2Rは日沖選手がテイクダウンを奪って
マウントを取るシーンもありましたが、
立たれてしまいます。


3Rは、ループの打撃を受けテイクダウンも
取られ攻め込まれるシーンが目立ちました。
このラウンドは、ループに取られたか。
結果、判定へ。


試合内容を見ると1Rはループ、2Rは日沖選手、
3Rはループで判定負けかなと思ったんですが、
なんと2-1で日沖選手の判定勝利でした。


会場は大ブーイング。


序盤に、ローブローを受けてしまったことも
加味されたのでしょうか。


3団体でチャンプになった日沖選手でも
UFCの舞台では苦戦。
改めて世界一のUFCはレベルが高いなぁと感じます。


とにかく「勝てば官軍、負ければ賊軍」じゃないですけど、
UFCデビュー戦を勝利できたのは大きいです。


これで日沖選手のリザルトは
25勝-4敗となりました。


勝利後のインタビューも通訳ナシで
しっかりEnglishで答える、
かっちょイイ日沖きゅんでした。


ドミニク・クルーズとGSPが映り
会場に歓声が起こります。
やっぱりGSPは人気あるなぁー。
ライト級チャンプのフランキー・エドガーもいました。


■ミルコ・クロコップ vs ロイ・ネルソン 

2R、金網際でネルソンのボディにミルコが
パンチの連打を当てますが、ネルソンは本当にタフです。
ネルソンにテイクダウンを奪われると
マットヒューズポジションからのパウンドで
危ないシーンもありましたが、何とか時間切れまで耐えます。


3R、ミルコがタックルを切られバックマウントをネルソンに
取られると後ろからのパウンドでレフェリーストップ!
ネルソンのTKO勝利となりました。


そしてミルコは試合後のインタビューで
「これが最後となりました。
みなさんありがとうございました。」と
引退を宣言しました。


そうですね、もう十分やりました。
K−1やMMAに彼は非常に貢献しました。
年齢も37ですし、試合の動きを見ても
精彩を欠いているのが分かります。
ここが引き際、潮時かなと。
いや、むしろ遅すぎたぐらいかも。
K−1からMMAに戦場を変えた選手の中では
彼が一番成功を収めた選手でしょう。
ミルコ、お疲れさまでした。


ミルコの一番のリザルトは、
PRIDE 無差別級グランプリ 2006 決勝戦
ジョシュ・バーネット戦 1R 7:32 ギブアップ(目の負傷) で
無差別級GP優勝です。


■BJペン vs ニック・ディアス
元UFCライト級チャンプだったBJと、STRIKE FORCEの
ウェルター級チャンプを3度防衛したまま、UFCへ移籍したニック兄貴の闘いです。


本来は、GSPvsニック兄貴でしたが、兄貴が会見をすっぽかしたためにw
タイトルマッチを剥奪され、相手がBJに変わりました。


開始前、互いに気持ちが入ってます!
お互いの鋭い眼光が交錯!


兄貴は懐が深いので、なかなかパンチを当てるのは難しいんですが、
BJはパンチを打つのが上手く、兄貴の顔にパンチをヒットさせていきます。
観客からは終始BJコールでした。


2Rは金網を上手く使って兄貴が攻めている感じでした。
BJに良いパンチを何度もヒットさせます!
金網に追いこんでBJに対してパンチを当てていきます。兄貴強い。
BJは満身創痍か?


3R、顔に流血を帯びながらもBJは、前に出て
パンチを打ち続けます。タックルに行かずパンチで応戦の闘いとなりました。
試合終了間際、BJが金網によろけるシーンもありました。
時間切れで判定へ。


3-0で兄貴の勝利でした。つよいなぁー。


ほんとディアスの打撃って一撃、一撃はそれほど大きなインパクトは
ないんですが、コツコツと相手にダメージを与えていくんですよね。
お互い腫れて顔が凄いことになってました。


GSPが会場席から笑顔で拍手。きっと近いうちに戦うであろう
相手を称えました。


UFCは、メインイベントはタイトルマッチの有無に関わらず
5分5Rというシステムになりましたが、
今回は、メインイベントのGSPvsカーロス・コンディットが
GSPの負傷で急遽中止となったためか、メインのこの試合は5分3Rでした。


BJは試合終了後のインタビューで
「私が戦うことはもうないと思います。
自分は、もうトップレベルにいない。
娘も生まれますので、こういう人生は終りにします。」
と発言。


ミルコに続き、BJまでもが引退宣言です・・・。




・・・。




BJの引退は寂しいなぁ・・・
まだ出来るでしょうに・・・


良いメインイベントでしたが、
BJの引退宣言が、とても残念です・・・。