UFC FIGHT NIGHT!

3/31に行われたUFC FIGHT NIGHTが
昨日テレ東で放映されました。


ネット断ちする事が出来ず、既に結果は分かっていたのですが、
結果だけでなく、改めて動いている試合を見ました。


宇野選手はグレイソン・チバウにバックマウントからの
パウンドでTKOされてしまいました。
これでリザルトは0−2の1分け。次の試合は、がけっぷち、
絶対負けられませんね。リリースされちゃう。


岡見選手は相手がUFC2戦目ということで、
落ち着いて見ていられました。
相手の顔をカットさせレフェリーストップ。
良い勝ち方でしたが、次こそ真価が問われる試合だと思います。
チェール・ソネンに負け、タイトル戦線から遠のいてしまったため、
次の試合で是非勝って、タイトルに絡んでいって欲しいです。
その同じ階級のチャンプ、アンデウソン・シウバ
何でも階級を1つウェルターに落としてGSPと闘ってみたいとか。
今の階級では敵無し、上のライトヘヴィはフォレスト・グリフィン
見事に倒してこの階級でも通用するんだぜ!っていう所を見せた物の
同門のリョウト・マチダがいるためタイトルに絡むつもりはなさそう。
そこでウェルターへ階級を落としたいと来たもんだ。
ヘヴィでもやりたいってことで4回級制覇なんてしたらすげぇなぁ。
それとGSPvsアンデウソン、もし実現したらとても興味深い。


五味選手vsケニー・フロリアン
五味選手が負けてしまったのは、もちろん悔しい。
悔しいけど、思ったより善戦したのでは?と俺は思いました。
他の皆が失望するほどの試合内容では無かったように思います。


五味選手はもうPRIDE時代の貯金を使い果たしてますから、
過去の幻想を抱いて見てはいませんでした。
今の五味選手として見ていた分、俺は善戦したと感じたのかも。


だってUFC参戦で対戦相手がイキナリ、ライト級チャンプの
BJペンの次に強いケンフロですよ。
こんな相手をデビュー戦で、ぶつけられるのはキツいです。
宇野選手だってスペンサー・フィッシャーだったし。
もちろんフィッシャーも強いですけど、No2ではありません。


慣れたリングじゃなくて金網、そしてアウェイと
五味選手にとってプラス要素は少なかったと思います。
そんな中、ジョー・スティーブンソンやクレイ・グイダは
1,2Rでやられていますが、五味選手は3Rまで
闘ったんだし。それを考えるとロジャー・フェルタも
3R判定負けは凄いか。
ケンフロは、


ジョー・スティーブンソン
×BJペン
○クレイ・グイダ
○五味 隆典


ジョー・スティーブンソン戦から
4戦連続で勝っても、負けてもフィニッシュは
チョークスリーパーで極まってるんですよね(笑)
ケンフロの得意技だって分かっていても極まってしまう。


五味選手が強烈なアッパーをケンフロに当てると
ケンフロは目の色変えて本気になった。
あのタックルは、ぱねぇです!フィジカルの差を感じました。
課題とされている五味選手のグラウンドの対処。
ここを克服していかないとUFCで闘って行くにはキツいと思います。
ケンフロはUFCファイターでもいつも応援していて、
大好きな選手なんですけど、やっぱり
五味選手が負けたのは本当くやしい・・・。
ジェイソン・ハイは判定負けしてしまったそうで、
ロイ・ネルソンは、1R秒殺KO勝ちしたそうです。
見たかったなぁ。


PRIDEの時代と比べてMMAは凄く進化、発達していて、
打撃か、寝技か、というどちらかが突出した選手より
そのどちらも出来る選手じゃなければが勝てない時代になっています。
それが特にUFCでは顕著に現れていて
アンデウソンしかり、BJペンしかり、GSPしかり。
彼らはどちらもできるオールラウンダー選手たちですね。


次回のUFCは今週UFC112、
WOWOWで4/12の夜10時から
アンデウソン・シウバvsデミアン・マイア
■BJペンvsフランク・エドガーなどがあります。


あ〜〜っと、最後に、今回解説だった秋山選手。
自身のブログで「新たな解説スタイルを作ったw」みたいに
書いてましたが、本当熱かった(笑)
「止まっちゃダメだ、ダメだ!回れ、回れ!そうそうそう!!
OK、ナイス!ナイス!!」ってww
試合を見てるのに秋山選手の声がでかくて、集中できないww
セコンド化した解説なんて確かに初めてです(苦笑)
まぁ、実際プロのセコンドの声をこうして大きく聞けるというのも
一風変わってて面白いですがw
(北岡選手の声は大きく、よく通る声なので聞こえますね)