DREAM13!!

石井聡選手がハワイで行われた「X1」という興行で
総合二戦目にして肩固めで初勝利を挙げたそうです。
石井選手本人は、今後も海外で1か月ペースでも
試合をしたいと言ってました。
実績を積んで、再び日本の興行へ戻ってきて欲しいですね。


さて、今年初めてのDREAMです。
今回のDREAMは東京近郊で
深夜に放送という事でPPV視聴しました。
谷川さんと川尻選手がDREAM初解説、
そしてTKの3人。須藤元気さんは今回いないようです。


オレの注目はSFからの刺客KJヌーン!!
エリートEXC元チャンプですが、
最近はボクシングの方に力を入れていて総合の試合からは
遠ざかっています。今日はアンドレ・ジダと闘います。


■美濃輪 育久 vs ジミー・アンブリッツ
去年ハルクトーナメントで優勝した美濃輪育久選手。
相手はHerosやDREAMに参戦しているアンブリッツ
体重差は約36kg!!
美濃輪選手、タックルを潰され上からパウンドを受けます。
サイドを取られハーフに戻したけどアンブリッツは後ろに回わり
持ち上げマットに叩き付けます。
そしてバックから即頭部へ鉄槌パウンド。肩固めも狙います。
脱出するが、またバックを取られます。
今日のアンブリッツ、以前のハリトーノフ戦と違い、
良い動きをしています。
美濃輪選手、足を狙いますが、警戒されていて取れません。
膠着でブレイクが掛かります。
今度は一点して殴り合い。美濃輪の打撃も当たります。
左フックがアンブリッツのテンプルにヒット!!
ローも入りますが、1R終了。
2R、両足タックルでアンブリッツが上に。マウントを取られます。
しかし美濃輪選手、体を返し上になります。上手い!!
足を取りに行きます!これがキッチリ決まり
アンクルホールドで見事、美濃輪選手の一本勝ち!!!
リングを降りると見せかけて
スタンディングリアルフィストを敢行!(笑)


■弘中 邦佳 vs 菊野 克紀
DREAM12でアルバレスに初の黒星を付けられた菊野選手。
ライトウェイトのタイトルに絡むには落とせない試合。
一方の弘中選手、2月に打撃オンリィのシュートボクシング
KO勝ちをしています。現CAGEFORCEのチャンプ。
一方の菊野選手は、DEEPのチャンプ。
実は友人という微妙な関係。しかし、闘うとならば
私情を挟む2人ではありません。
菊野選手、イキナリの三日月蹴りから組みます。
二発目の三日月蹴りが弘中選手のみぞおちに綺麗に入り
直ぐフックで意識を一瞬落としをKO!!
これは、またDREAMのライト級戦線面白くなって来ました!
個人的には弘中選手を応援していたんですが、菊野選手お見事です!!
川尻選手は「まだ(ライト級タイトル挑戦には?)100年早いんじゃないですか?」
とコメント(笑)


前田吉朗 vs コール・エスコベド
去年、DREAM12でWEC元チャンプの
チェイス・ビービを倒した前田選手が、
WEC元チャンプのエスコベドと闘います。またWECのチャンプが相手。
三角締めの達人だそうです。ユライア・フェイバーに敗れるまで
二年間チャンプだった強豪と言います。
前田選手の良いアッパーが入りエスコベドの顎が揺れます。
エスコベドは、ハイとパンチを返しますが前田選手のこれが目に入り、
一時中断。秋山選手、所選手、高谷選手も観戦しています。
試合再開、エスコベドの右ハイに対しワンツーを返します。
前田選手、手数が多くアッパー、ボディー、ローと試合を作ります。
動きが早くコンディションは良さそう。
と思ったら、エスゴベドの右ローで頭が下がった所に間髪入れずの
左ハイキックが綺麗に前田選手の顔に入りKO!!!
うわぁ・・・これは勿体無い・・・やはり前田選手、横アリとは相性が悪いようです。
ベネット戦、高谷戦など前田選手は負ける時は衝撃的だなぁ・・・。
今日はグラウンドが見られなかったエスコベド
今後のDREAMファイトが楽しみです。


■長南 亮 vs アンドリュース・ナカハラ
UFCをリリースされ、日本に戻ってきた長南選手。
戦極とDREAMどちらに参戦するのか注目されていましたが
DREAMに参戦しました。
(國保さんが戦極から引いたのが関係あるのだろうか)
セコンドには中村カズとジェイソン・ミラーが付いてます。
ナカハラは、ここ最近はユン・ドンシク、大山竣護選手を
連続KO勝ちして勢いがあります。
試合開始後、長南選手の右が入ります!
ナカハラが倒れた所を上になります。
ナカハラ三角を狙います。バスターで脱出しようとしますが
まだ足を離さず。ナカハラ、ガードポジションになり
長南選手はオーバーハンドでのパウンド!
ガードポジションからパウンドを打ちますが強力なのは打てず
「パスしろ」とセコンドの指示。
ナカハラをパスガード、膝で腕を封じて顔に鉄槌、しかしナカハラ戻します。
今度はサイドを取る事に成功!しかしまたハーフガードに戻します。
ナカハラ、グラウンドの対応が出来ています。
ブレイクで、スタンディングに。
ナカハラのローブローが長南選手に入ります。これは痛そう・・・
試合再開 強烈な長南選手のロー!1R終了。
インターバルで桜井マッハ選手が映りました。
2R、長南選手、手数が多くロー、左ワンツー、オーバーハンドと
果敢に攻めます。ナカハラ、ブラジリアンキック!しかしかわします。
ナカハラの右!長南選手はアッパー、右フック、ワンツーで打ち合う!
ナカハラ、首相撲からの膝で長南選手を追い詰めます!
崩れる長南選手、足を取りに行きます。
ナカハラから両足タックルでTD!!サイドから
マウントへ移行!!ドントムーブで中央へ。
鉄槌、肘パウンドを打ち付けます!
しかし極め切れず判定で長南選手の勝利!!
ここまでが前半戦。


休憩でDREAMの選手がリングインして挨拶。!
所選手「このリングで結果を出したい」

高谷選手「去年は最後に悔しい試合をしてしまったので
ファンの機体に答えられなかった。今年は気を引き締めて
タイトルマッチに絡めるよう頑張る」


川尻選手「もうちょっと待ってて下さい。必死に頑張ってる。
最強の強さを身に付けて夏までにはベルトを巻く姿を見せたい」


マッハ選手「去年、青木戦以来ふがい無いので今年は強いマッハを
見せたい」


ジェイソン「コンバンワ。ゲンキデデスかー?オレの試合ミタイデスカー?
ホントネー?スゴイネー マタネー!HAHAHA!!」


桜庭選手「コンバンワ、サクラバデース
世界には強い選手は沢山いるのでここにいる選手たちで
倒して行きたいので宜しくお願いします」


途中で格闘ジャングルに切り替わったからびっくりした!
そりゃ、いきなり、リッキーやアリーが出てきたら
予約録画を間違えてしまったのかと思いますよ〜!(笑)
まったく紛らわしい〜!!!www


アンドレ・ジダ vs KJヌーンズ
試合開始直後、ジダのローがヌーンの下腹部にヒット!
中断。イキナリな挨拶(苦笑) 試合再開!
お互いパンチの交換。ジダの回し蹴り蹴り当たらず、
ジダは大振り。ヌーンは細かくまとめててボディ狙い!
良いボディが入ります。アッパーからのボディなど
ボクテクのコンビネーションをみせます。
ジダもワンツーを返しますがヌーン、ダッキングスェーでかわします。
左フックがジダを捕らえます。ジダも負けじとボディ、膝を返します。
ジダがオーバーハンド、ヌーンは右でまた良いボディ!
実現はしませんでしたけど、五味選手とヌーンがやったら
噛み合うんだろうなぁ。
ヌーン、ジダをおっかけてのボディ打ち!
ジダもローを返します。ヌーンが精度の高いジャブで攻めます。
しかしジダも左を入れます。1R、終了。ジダ鼻から出血。
2R、いきなりジダがゴング&ダッシュで奇襲を仕掛けますが
かわされます。ジダの左がはいります。
膝も使います。お互いTDをする意識は全く無し。
ヌーンの強烈な右、そして左ボディ!ジダも打ち返しします。
ジダの鼻血がとまらず一時中断。
再開、お互いのパンチが交錯!!ジダが売って来いよ!と挑発!
しかしジダは前に出ずさがる。
ヌーンはおっかけパンチを打ちますが、決定打を出せず、
ラウンド終了。判定でヌーンの勝利!
一番楽しみだった試合でしたが、イマイチ、でした。
川尻選手も解説で言ったとおり、ジダはヌーンのファイトスタイルに
合わせすぎた感があります。もっとローや組んでのTDを
使えば良かったかも。
谷川さんがシュートボクセ出身なんだから
もっと凶暴に行けば良いのにと言っていましたが
確かにHEROS時代は宇野戦、カルバン戦などは
こう、がーッと責めてた勢いがあったんですけど
今のジダは大人しくなってしまった感じがします。


ジョシュ・バーネット vs マイティー・モー
アフリクション戦極から闘いの場をDREAMに移したジョシュ。
相手はマイティー・モー。
ジョシュはギルバート・アイブル戦以来、一年二ヶ月ぶりの総合。
モーのパンチがジョシュにヒットしマットに崩れ落ちますが、
組み付いての膝、TDを狙います。ここはブレイク。
よく最初のパンチで落ちなかった。持ち直すところが流石はジョシュです。
ジョシュはフロントキックからタックル、そしてロー。
またフロントキック、しかしこれがモーの下腹部に入り中断。
うーん、今日はどの試合もローブローが多い日だなあ・・・
試合再開。
ジョシュの膝を喰らいひるむとジョシュが強引にTD。
すると直ぐさまアームロックでモーからタップを奪い勝利!
首をかしげるジョシュ、納得してないもよう。
マイクも「ゴメンナサーイ」と謝罪しきりでした。
試合後、寄って来たジョシュにモーが下腹部に膝!w
ちょっとヒヤッとした(笑)
でもあれ、本当に当たっていたそうです。
モーの痛みに比べたら全然だとジョシュは言ってました。


ビビアーノ・フェルナンデス vs ヨアキム・ハンセン
ハンセンは70kgのライト級から63kgのフェザーに
階級を落としての闘い。ビビアーノがローを繰り出します!
ハンセンは、よーく見ていて静かな立ち上がり。
ビビアーノ、ハイから飛び膝そしてTDを奪うと上からパウンド!
猪木アリ状態から直ぐに立つハンセン、早い!!
ビビアーノがボディー 今日は手数が中々多いか。
ロー、ミドルとビビアーノ上手く蹴りを散らす。
ビビアーノが組んでハンセンからTDを奪います。
上になるがパスをさせずハンセンまた上手く立つ。
ビビアーノ、タックルでTDをまた奪います。
しかし、またまた直ぐに立つハンセン。
ハンセン、スーパーマンパンチを出しますが当たりません。
ビビアーノの飛び膝!そして右がハンセンを捕らえます。
2R、ハンセンが自ら倒れて引き込みます。
ビビアーノは上からパウンドと鉄槌!
ハンセン、直ぐにまた立ち上がります。
ビビアーノ膝からワンツーのコンビネーション。
そして組み付きTDを狙いますがハンセンは、させません。
ハンセンの強烈なアッパーがビビアーノを捕らえます。
ここが畳所!!と俺は思ったのですが、ハンセンは攻めませんでした。
ビビアーノまた組み付きTDを奪うけどハンセンはアームロックを
狙いながら、またまたまた直ぐに立ち上がります。
上手い!決定打を互いに出せず判定へ。
これは、ジャッジ付けるのが難しいか。ビビアーノの方が
アグレッシヴだったかも。
結果、2-1でビビアーノがハンセンを下し初防衛しました。
ハンセン、二階級制覇ならず。


試合後、勝利者のマイク。
ジョシュが「キクノサーン、ミカヅキゲリオネガイシマス」と言って
菊野選手の軽く力を抜いた三日月蹴りを喰らって「Oh!」と倒れてました(笑)
小芝居するなーーーっ!(笑)


長南選手は何故か英語でマイクw 郷野選手といい、アメリカかぶれw
なんかこの選手たちマイクのgdgd感は戦極テイストが入ってるような・・・w
敗者へのマイクは無かったけど。


そう言えば、今日は初田アナ、小笠原アナがいなかった。

前半は一本、KOが多かったけど、後半はちょっとグダグダだったかなぁ。
でも面白い良い興行でした!
次回DREAM14は、韓国大会、4/24?だったかに行われます。