ＳＲＣ１２！！
当然ですが、解説に今までいた吉田秀彦選手の姿は無く、
選手コールのマックスさんもいなく、リングアナウンサーの男性も
変わってしまいました。
そして戦極ガールも新たにＳＲＣガール６人に代わりました。
俺は前の雰囲気、演出が凄く好きだったので、ちょっと寂しいですね。
解説には高橋義生選手と北岡選手です。
■大澤茂樹ｖｓカン・ギョンホ
大澤選手がＴＤしますがギョンホは腕十字を狙います。
そこをマットにバスターで叩き付けます！！
ギョンホは関節が得意なようで大澤選手に上を取られても
サブミッションの仕掛けを次々に試みてきます。
総合２戦目の選手とは思えない程、やるなぁと感心しました。
２Ｒ、ギョンホに後ろに回られて鉄槌からチョークを狙われますが
大澤選手、これをなんとか脱します。
３Ｒ、大澤選手の右フックがギョンホのテンプルを捕らえ
ダウンを奪いますが決め切れず・・・・・惜しい。
大澤選手の下腹部に蹴りが入ってしまい一時中断。
大澤選手、ギョンホにジャーマンを３連発！！
パワーがある！３Ｒも終了。
結果、大澤選手が判定３−０でカンギョンホを下しました。
■國奥 麒樹真ｖｓレオ・サントス
試合開始後、互いにジャブで間合いを計ります。
サントスがＴＤを奪いマウントポジションを奪取！
上からパウンド鉄槌、國奥選手の首に
スリーパーが入ってタップアウトを奪いました！！
つええ・・・サントスさすが柔術チャンプです！！
日本で初勝利！！
■ニック・デニスｖｓ星野 勇二
ＣＡＧＥ ＦＯＲＣＥチャンプの星野選手対、
ＫＯＴＣチャンプのニック・デニスの闘い！
打撃のイメージが強いニック・デニスですが、
下になっても対応が上手い。
ラバーガードで下からの鉄槌を星野選手へ打ち付けたり
三角を狙います！１Ｒ終了。
インターバル、ＦＥＧの谷川さんが観戦に来てるのが映ってました。
去年までは考えられない事。
大晦日からの連立でＤＲＥＡＭとＳＲＣとの
関係は良好なんでしょうか。
内藤選手と須藤元気選手も隣に座っています。
２Ｒ開始直後、星野選手のフロントチョークが
デニスにガッチリ入り、星野選手、ＳＲＣ初勝利！
お見事です。
１Ｒ攻められていたので、キツそうでしたけど
あっさり極めてしまいました。
「戦極フェザーが少なくなりそうで、このリングに上がるのか
分かりませんが、日沖選手、小見川選手、タイトル挑戦を掛けて
試合をしてください」というようなニュアンスで対戦希望を
表明しました。
現在のＳＲＣフェザー級チャンプは大晦日に
ＫＩＤ選手と闘った金原正徳選手です。
小見川選手は離脱？、チャンソンはＷＥＣとの契約をしたので
星野選手には、ＳＲＣフェザー級を盛り上げて欲しいですね。
■戦闘竜ｖｓ中尾 芳弘
中尾選手、高坂さんから伝授された新必殺技、
ＴＫクラッチを出せるか！？
１Ｒ、中尾選手が戦闘竜からＴＤを奪い両手を封じて鉄槌、
アームロックを狙いますが外れます。
２Ｒも中尾選手が戦闘竜をＴＤすると両手を封じて鉄槌の連打！
レフェリーが止めてＴＫＯ勝利。
勝利後のマイクで、ＳＲＣヘヴィ級のベルトを作ってくれと要求しました。
現在はライト、ミドル、フェザー、３つのベルトがＳＲＣには存在します。
去年、創設されるであろうと思われたウェルター級のベルトは凍結状態。
Ｊ−ＲＯＣＫと袂を分かったため、瀧本選手は離脱、
そしてダン・ホーンバックルもベラトールと契約でＳＲＣに
出そうもありませんので、ＳＲＣのトップコンテンダーが
２人もいなくなると回すのも難しいでしょう。
振り出しに戻った感があります。
今年はヘヴィ、ライトヘヴィ、ウェルターもベルトを作って欲しいですね。
それとバンタム級もか。
■マルロン・サンドロｖｓ鹿又 智成
鹿又選手はライトからフェザーに階級を落としての試合となります。
サンドロは戦極１１陣で星野選手を衝撃ＫＯして勢いがあります。
日沖選手が会場に見に来ていました。
小見川選手は今後も出ないかもしれませんが、
日沖選手には出続けて欲しいですねー。
試合開始直後、強烈なサンドロの右アッパーが鹿又選手にヒット！！
最速９秒の秒殺劇！！
この時点で鹿又選手は失神してますが、追い討ちでもう一発パウンド！
これにレフェリーが割って入り、サンドロのＴＫＯ勝利！！
つっ・・・つえぇぇ・・・！！
やっぱりサンドロは一つ抜けてますよ！！
この場面で、日沖選手を映していましたが、何を思うか・・・
金原選手とサンドロ握手を交わしましたが
果たして、二人が交わるのはいつになる？
ＳＲＣはサンドロを他の団体へ絶対に流失させてはいけません！
もし大晦日サンドロが怪我をしてなくて、所英男選手と
闘っていたら戦極が勝ち越したかもしれませんね。
ここで前半終了
インターバルで廣田選手の挨拶。
大晦日、青木選手に折られた右腕は手術成功でリハビリは
順調のようです。次は９月と言ってましたが、どうなる。
力が及ばなくて惨敗という自分の負けを認めていました。
ライト級のベルトは返上するそうです。
大晦日、青木選手との再戦を谷川さんに望みました。
果たして、今年もＤＲＥＡＭ、ＳＲＣの対抗戦は実現するのか？
そしてライト級のベルト返上をリングの上で行いました。
これでＳＲＣライト級チャンプは空位になった訳ですが、
今後のタイトルマッチはどう組んでいくのか。
國奥選手を下したサントスも絡んでくるのか。
マスヴィダル、横田選手と興味深い。
次回ＳＲＣ１３は６／２０ 両国国技館にて開催されることが
告知がされました。
当初ＳＲＣは奇数月に開催すると年明けにいってましたが
予定が変わったんですね。
後半は金原選手と泉選手の挨拶から始まりました。
大晦日に金原選手はＫＩＤ選手に判定勝ち、
泉選手は柴田選手に判定勝ちしています。
泉選手は「今フィジカルを強化しています。
今年は全勝して世界一を目指したい」とマイク。
金原選手は、３月怪我で出られなかった、６月に出たいと表明。
「鹿又さんが負けてしまったんでサンドロ選手６月
タイトル掛けてやりましょう！」と対戦表明しました。
サンドロもリングに上がり、声援、拍手。人気あるｗ
「大晦日に戦極代表として出たかったけど怪我で
闘えなかったですが、金原選手の挑戦を受けます。
金原選手は素晴らしい選手だと思いますけど
リスペクトもしていますけど強いのは私です」とマイク。
■真騎士ｖｓアームバー・キム
真騎士は、いつもどおり序盤からパンチを連打で
ガァーっと攻めてきます。
キムをコーナーに追い詰めて頭が下がったところへ
ハイキック一閃、真騎士がキムをＫＯしました！！
やっぱり真騎士の試合はいつも勢いが凄いから
見ていて面白い！！早い試合でした。
■郷野聡寛ｖｓディエゴ・ゴンザレス
郷野選手がペースを掴み、ゴンザレスは
あまり前に出て来ない。もっと、アグレッシヴに
攻める選手なのかなと思ったのですが。
郷野選手の強烈な膝がヒットしゴンザレスの
まぶたが切れます。しかし試合続行、
結果、判定3-0で郷野選手の勝利！！
相手をライツアウトし郷野選手らしい勝利でした。
郷野選手、今回はパフォーマンスは無しで静かな入場でした。
■ジョルジ・サンティアゴｖｓマメッド・ハリドフ
４ヶ月前に下からの鉄槌で敗北したサンティアゴにとって
ハリドフとの試合は今回リベンジ戦となります。
試合開始後、打撃で打ち合います。
ハリドフは回し蹴りを多用します。
サンティアゴがＴＤを奪いハリドフの上になり、
パスガードを狙いますがさせません。
それをみてアームロックを狙いますがこれも極まらず１Ｒ終了。
２Ｒ、ハリドフがサンティアゴからＴＤを奪います。
上手くサンティアゴがこれに対応してガードします。
業を煮やしたハリドフは飛び込んでのパウンドを連発！！
サンティアゴが下からハリドフの腕に足を絡めて
オモプラッタ？気味に極めますがこれは外れます。２Ｒ終了。
３Ｒ、ハリドフがＴＤを奪ってまた上になります。
サンティアゴ、下からこつこつと鉄槌を打ちますが
ハリドフも足関を狙ったり回転からの踏みつけ後
直ぐさま鉄槌、パウンドを使います！
しかし、これもサンティアゴは上手く凌ぎます。
良いパウンドが当たってたんですけどね。３Ｒ終了。
ハリドフは肩で息をしているようで疲れが見えます。
サンティアゴは５Ｒ試合が出来るようにスタミナ配分を
考えて闘ってるようでした。
４Ｒサンティアゴ、ハリドフをＴＤしてアームバーを狙います。
しかしハリドフ、体を入れ返します。ここら辺は上手い！
スタンディングに戻りサンティアゴのスタンドのパンチが伸びる！ヒット！
しかし、決定打とまではいきません。
ハリドフがまた上になります。
ハリドフ踏みつけを使い、またパウンド、鉄槌の連打！
しかし、４Ｒ終了。
最終の５Ｒへ！サンティアゴがアグレッシヴに攻めます。
ハリドフは疲れて動くのが辛そう。
サンティアゴがスタンディングでハリドフを捕まえての膝連打！
これでハリドフは眉間をカットしてしまいます。
かなり傷が深く鮮血が滴り落ちますが試合続行！
最後まで決定打を互いに出せず、そのまま試合は時間切れ。
結果、判定までもつれて3-0でサンティアゴの勝利！！
ＳＲＣミドル級のベルトを防衛しハリドフへのリベンジも果たしました！
次のＳＲＣ１３は６月下旬ということで３ヶ月以上、空いてしまいます。
その間にも各月のＵＦＣや３／２２にはＤＲＥＡＭ、４／２５には
吉田選手の引退興行アストラもあるので、格闘技が
当分見られない訳ではないですが、ちょっと寂しい気も。
戦極からＳＲＣになり演出等が変わって少し残念ですけど
今後どうなっていくのか見守りたいですね。
試合自体は、個人的には楽しめました。
星野選手、サンドロと真騎士の試合で満足だっ！！
