ゆでたまご先生もゲスト解説のUFC109

UFC109


いつもは録画で夜10時辺りから放映する事が多いが
今回はLIVE中継で昼からの放映!
キン肉マンでお馴染みの作者ゆでたまご(嶋田隆司さん)先生も
ゲスト解説!!
UFCの試合がキン肉マンの作品の勉強になるそうです!!
今回はUFCリングアナのブルース・バッファーさんの
マイクも十分、堪能できそうだ!!!


■ホーリス・グレイシー ジョーイベルトラン
ホイスに続き、二人目のグレイシーのUFCファイターです。
2001年TKがアブダビでホーリスと闘ってTKの判定負けだそうです。
2R、タックを切られパウンドを喰らってレフェリーストップ。
ベルトランが勝ちました。ベルトランはこれで11試合10KOだそうです。
レベルの高い選手とやったらどうなるでしょうか。


■フランク・トリッグvsマット・セラ
これは注目のカードだ!!!
トリッグはウェイトを落としての試合。
セラは去年の5月以来の試合。そういえば最近、見てなかった。
トリッグはスキンヘッドから髪を五部刈りなみに
生やしていました。だから、なんか雰囲気が違う。
序盤からお互いリードジャブで牽制。
セラの強烈なワンツーが綺麗に入り
トリッグがダウン、そこへ追い討ちでパウンド・アウト!!
セラ、いい勝ち方をしました!!!
逆にトリッグは前回もコスチェックにKO負けを
喰らっているので、次は浮上して欲しいですね。


デミアン・マイアvsダン・ミラー
ネーサン・マーコートに衝撃KO負けを喰らって
初の負けを喫したので、それを払拭する勝ちが欲しいマイア。
ダン・ミラーもチェール・ソネンに負けています。
ミラーもマイアもお互いヘンゾ・グレイシー
師事してる選手です。
マイアがミラーをTDするけど直ぐに立つ。
ここで膝が下腹部にローブローで入ってしまい一時中断。
またミラーがTDされるシーンがあるけど、上手く
金網を使い立ち上がる。
インターバルでチャック・リデルが映ると
会場は凄い声援、やっぱりスターだ!人気がある!
引退はまだまだ早いぞ、リデル!
3R、ミラーのパンチが入りマイアからダウンを奪うけど
決定打を出せず、逆にマイアにTDを奪われます。
マイアは肘を連打!!
しかし、また金網を上手く使ってスタンディングに。
マイアは執拗にタックルを仕掛けミラーをTD!
終盤、ミラーが三角締めをマイアに仕掛けるシーンも
あったけど時間切れ、判定でマイアの勝利!
実力が拮抗したハイレベルな試合でした。


ブライアン・スタンvs・フィル・デイビス
UFC3戦目のブライアンとUFCデビューのデイビス
デイビスはUFC初参戦とは思えない勢いでブライアンを
圧倒。マウント、サイドなどポジションキープが上手い!
終始、試合をコントロールしたデイビスが判定3-0で勝ち。
寝技を使えるようになれば、上も目指せるか。


■マイク・スウィックvsパウロ・ティアゴ
互いに打撃の間合いを計るような試合展開。
スウィックがパンチを出せばティアゴはハイキックで
返していきます。
2R、スウィックのパンチがパウロの顔を捕らえますが
直ぐにリカバリーして左フックでダウンを取ると
アナコンダチョークでスウィックを失神させ見事、
一本を取りました!!すげぇ!
1R、打撃の打ち合いが随所に見られたにもかかわらず
観客からブーイング。
TKは、本気でブーイングもしてる人も少ない、
それを楽しくてやってる、みたいに言ってましたが
俺は、UFCファンはレベルの高い攻防が分からないのか!!(笑)
観客が選手を育てるとか、そういうのあるかもしれないけど
ブーイングして選手が空気読んだら真剣勝負にならないじゃないか。


■ネーサン・マーコートvsチェール・ソネン
マーコートデミアン・マイアを1R衝撃のKO勝ちで
勢いがあります。
ソネンも岡見選手を圧倒し波に乗っている同士の対戦!
1Rからソネンの強烈なタックルでマーコートはTDを
奪われて、パウンド、肘を貰います。
ソネンはパスガードする仕草を見せずガードポジションでも
構わずにパウンドと肘を多用します。
2Rも同じような展開。マーコートが下からの肘で
ソネンの顔がカットされ、おびただしい流血。オクタゴン
キャンバスが鮮血に染まっていきます。
それでも日本の興行と比べてUFCは直ぐに止めない。
(このレフェリーの介入で流れが止まって、その流れが変わってしまう
日本のルールも、もうちょっと考えた方が良いのかも。
まぁ、膠着状態が続き過ぎるとUFCみたいに
退屈な試合が連発しますがw(爆))
そのまま2R終了。3Rまでもつれます。
終盤、力を振り絞って起死回生のフロントチョークを
マーコートがソネンに仕掛けますが外れます。
このままタイムアップ、死闘となりました。
結果、ソネンの判定勝ち!!


マーク・コールマンvsランディ・クートゥア
初代UFCチャンプのコールマン45歳と
UFC二階級制覇しているクートゥア46歳の闘い。
オヤジ対決です。お互いレスリングベース。
そして両者ともUFCのレジェンドです。
序盤は見会う展開、そしてリードジャブから
試合を作っていきます。
ランディのジャブがコールマンにヒット、
コールマンもいいパンチをヒットさせます。
ランディのパンチ、膝がいい感じで入ってコールマンが
ぐらつきます。
金網際の攻防になるとランディがショートレンジの
アッパー、そして肘を上手く当てます。
TDを取る気はないように思えます。
2R、ランディが上手くTDを取ると肘連打!
バックマウントに移行するとパウンド
そしてチョークを狙います。
これが上手く入り、コールマンを落とし見事に勝利!!!
ランディが終始、コールマンを圧倒したイメージでした。
負けてしまったコールマンにもインタビュー。
そこでティト・オーティズが声を出しコールマンを挑発、
コールマンも「ティト、いつでもやってやるぞ!」と応戦!
流石はバッド・ボーイ、ティトです。


今回でフランク・トリッグとマーク・コールマン
UFCをリリースされてしまったようです。
となるとまた日本に来る可能性はあるのか?


次回、UFC110は2/21、
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラvsケイン・ヴェラスケス
ヴァンダレイ・シウバvsマイケル・ビスピン
ミルコ・クロコップvsベン・ロズウェル
が行われる予定です。
本来ヴァンダレイ対秋山選手でしたが、
ビスピンに変更されました。
日本人向けなカードですね。