K−1 2009GP開幕戦

韓国でK−1 2009GP開幕戦が行われました。
マヌーフはレミーに組み付いて投げを放つシーンが
多々見られました。
判定でレミーが勝ちはしましたが、これ、
投げを放った場合はイエローカードとか
もっと厳しく取り締まるべきだと思うんですけどね。
投げた者勝ちになるのは良くないと思う。
そのせいでダメージを負う可能性もある訳ですし。
マヌーフは総合格闘技の方が色濃い選手ですが、
KでやるならKのルールに乗っ取ってしっかりやって欲しい。

同じく総合格闘家アリスターオーフレイムがピーターアーツを圧倒!
こちらも投げを放ってピーターを再三、転ばせていました。
まぁ、こっちはワザとというよりも流れでという感じなのでまだ良い。
試合内容も全局面でピーターを押してました。

ギタとシュルト、ギタがシュルトにキックを当てるシーンに
マイクロホンサイドが涌く。
ギタがダウンすると口を揃えて「あ〜!・・・。」
分かってはいることだけどシュルト、どんだけ嫌われてるんだよ(笑)
後半は谷川さんの口数も減るしw
まぁ、2006,2007のチャンプになったシュルトの強さを見ると
試合内容も硬いし面白さに欠けるから分からなくもないが、
一人じゃなくマイクロホンサイドの皆がギタ寄りになるのはどうかと思うw
(そういや、石井館長シュルトの試合は面白くないと言っていたなぁ)

武蔵vsバンナ、引退を宣言し退路を絶った武蔵選手、対戦相手は7年前に
何故、武蔵選手を対戦相手に選んだのか?と聞かれて「省エネだよ、武蔵が
出場選手の中で一番楽な相手、それが理由だ」と語ったバンナ。
その時のリベンジをしたい武蔵選手でしたが、判定でバンナの勝利、
この時点で武蔵選手のK引退が決まりました。
武蔵選手は今年の格闘技通信5月号で魔裟斗選手が引退宣言をした時に
「パイセン(先輩)より先に止めやがって」という題名でコラムを書いていました。
しかし、まさか武蔵選手が先に引退する事になろうとは。
曙選手にしてもkid選手にしても奥さんを直ぐに映すし、
家族・両親を映す、お涙頂戴的な絵は正直、要らないなあ・・・。

京太郎vsカラエフ
第2代K-1ヘヴィ級チャンプの京太郎選手。
前田 慶次郎からリングネームを京太郎に変えました。
その京太郎選手は下がりつつカウンター狙い。
チームドラゴンの作戦はこのパターンが多く、澤屋敷選手にしても
小比類巻選手にしても見ていてあまり面白くないんですよねー。
そのアグレッシヴさ、手数が少ない為に判定までもつれると
ポイント負けしてしまいます。今回もカラエフに判定負け。
日本人が外人に勝つためにはこういった作戦を立てないと
勝てないというなら仕方無いのでしょうか。

バダハリvsサメドフ
バダハリの強烈なボディブローがサメドフに
ヒット、サメドフは10カウント内にファイティングポーズを
取る事が出来ませんでした。
ローも強烈だし動きも良かった。
今日のバダハリは安定していましたね。

勝ち上がったのは、バダハリ、ジマーマン、テイシェラ、バンナ
シュルトアリスター、カラエフ、そしてレミーの8人です。
次回は12月に日本でGP決勝ワンデイトーナメントが行われます。